太陽系・惑星を子供にどう教える?順番・大きさ・特徴をやさしく
「太陽系ってなに?」と聞かれて、うまく答えられず戸惑ったことはありませんか。むずかしい言葉を使わなくても、順番・大きさ・各惑星の特徴の3つをおさえれば、子供はぐんと興味を持ってくれます。
まずは「順番」から。太陽に近い順に8つ
太陽系には、太陽のまわりを回る8つの惑星があります。太陽に近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星です。最初に全部を覚えさせる必要はありません。「わたしたちの地球は、太陽から3番目なんだよ」と、まず地球の位置から教えると、子供は自分ごととして受け止めやすくなります。
順番を楽しく覚えるには、頭文字をつなげた言葉あそびがおすすめです。「すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい」とリズムにのせて唱えると、お風呂や車の中でも自然と口ずさめます。なお冥王星は、2006年に国際的なルールが変わり、現在は「準惑星」というグループに分けられています。少し前の図鑑とちがう点なので、聞かれたら教えてあげましょう。
「大きさ」は体で感じると忘れない
数字で「地球の直径は約1万3000キロ」と言っても、子供にはピンときません。そこで身近なものに置きかえます。たとえば地球をビー玉くらいとすると、いちばん大きい木星はソフトボールくらい、太陽は教室いっぱいに広がる大きさです。実際にボールや果物を並べてみると、「太陽ってこんなに大きいの!」と驚きます。
- 地球型のなかま(水星・金星・地球・火星)…岩でできた、比較的小さな惑星です。
- 大きなガスのなかま(木星・土星)…ガスでできた、とても大きな惑星です。土星には目立つ輪があります。
- 遠くの氷のなかま(天王星・海王星)…遠くて冷たく、青っぽい色をしています。
こうして「なかま分け」で整理すると、8つを丸暗記するより記憶に残ります。
「特徴」はひとつだけ覚える
惑星ごとに、印象に残る特徴をひとつだけ選んで伝えましょう。欲ばらないのがコツです。水星は太陽にいちばん近い、金星はいちばん明るく見える、火星は赤い、木星はいちばん大きい、土星は輪がある——このくらいで十分です。子供が気に入った惑星ができたら、そこから図鑑で深掘りすればよいのです。
とはいえ、絵や文字だけではイメージしにくいのも事実です。タップして惑星を見比べたり、クイズで確かめたりできると、体験として残ります。アプリ「きみは ここに いる」は、宇宙から地球、そして日本のきみの街までをひとつづきのズームで旅できるので、「太陽系のなかの地球」という位置関係を、子供が直感的につかめます。
大切なのは、正解を教え込むことより、いっしょに「すごいね」と驚くことです。親が楽しそうにしていると、子供の「知りたい」はぐんぐん育ちます。