広告なしで安心して渡せる子供アプリの見分け方
子供にスマホやタブレットを渡すとき、いちばん気になるのが広告ではないでしょうか。無料アプリの多くは広告で成り立っていますが、子供向けにはそれが思わぬリスクになります。なぜ問題なのか、そして本当に広告なしのアプリをどう見分けるかをまとめました。
なぜ子供向けで広告が問題になるのか
大人なら広告を見分けて読み飛ばせますが、小さな子供にはそれがむずかしいものです。具体的には、次のような心配があります。
- 内容を選べない…子供向けアプリでも、表示される広告が必ずしも子供向けとは限りません。暴力的な表現やこわい画像が突然出てくることがあります。
- 誤タップしてしまう…遊んでいる最中に広告を押してしまい、別のアプリストアやサイトに飛ばされたり、意図しない課金につながったりすることがあります。
- 集中がとぎれる…数十秒の動画広告が割り込むと、子供の集中はそこで切れてしまいます。学びの流れが止まってしまうのは、もったいないことです。
- 欲しがる気持ちをあおる…ゲームやおもちゃの広告がくり返し出ると、「買って」が増えるきっかけにもなります。
つまり広告は、親が「これなら安心」と思って渡したはずの時間を、コントロールできないものに変えてしまうのです。
本当に「広告なし」を見分けるチェックポイント
ストアの説明に「子供向け」と書いてあっても、実際に広告が入っていることは珍しくありません。渡す前に、次の点を確認しましょう。
1. 「アプリ内広告あり」の表記を見る
アプリストアの情報欄には、課金や広告の有無が書かれています。「広告」「App内課金」などの記載がないか、ダウンロード前に必ずチェックします。
2. 最初の数分を親が自分で触る
いちばん確実なのは、渡す前に親が実際に数分あそんでみることです。起動直後やステージの切れ目で広告が出ないか、自分の目で確かめれば安心です。
3. ビジネスのしくみを確認する
「なぜ無料なのか」がはっきりしているアプリは信頼できます。買い切りや、必要な人だけが払う有料版でまかなっているなら、広告に頼る必要がありません。逆に、完全無料で課金もないのに作り込まれている場合は、収益源が広告やデータ提供である可能性を考えましょう。
安心して渡せる例
たとえばアプリ「きみは ここに いる」は、広告なし・アカウント不要で、ブラウザを開けばすぐにあそべます。基本は無料で、フル版だけが買い切り(¥980)という、わかりやすいしくみです。宇宙から地球、そして日本のきみの街までをひとつづきにめぐる内容なので、広告に邪魔されず、子供の「知りたい」がそのまま続きます。
広告のないアプリを選ぶことは、画面の時間そのものを親が選びなおすことでもあります。渡して後ろめたくならない一本を、ぜひ見つけてください。