個人情報を取らない子供向けアプリの選び方と見分け方
子供に渡すアプリだからこそ、「このアプリ、うちの子の情報を集めていないかな?」は気になるところ。むずかしく見えるプライバシーポリシーも、見るべき点はそう多くありません。安全なアプリを見分けるコツを、具体的にお伝えします。
まず見たいのは「何を集めるか」の一行
アプリを選ぶとき、ストアの説明やプライバシーポリシーの中で、まず探したいのは「どんな情報を集めるか」が書かれた部分です。長い文章でも、ポイントは集める情報の種類と、その使い道の2つだけ。名前・メールアドレス・位置情報・連絡先などを求めるアプリは、その分だけ管理する責任も増えます。
子供向けであれば、そもそも個人情報を「集めない」と明記しているアプリが理想的です。ページ内検索で「収集」「個人情報」「位置情報」といった言葉をさがすと、必要な記述に早くたどり着けます。あいまいで何も書かれていない場合は、少し慎重になってよいサインです。
見分けるためのチェックポイント
専門知識がなくても、次の点を確認するだけで、かなり見分けられます。お子さんに渡す前に、親御さんがさっと目を通してみてください。
- アカウント登録が不要か — ログインや会員登録を求めないアプリは、そもそも個人情報を持ちません。
- 位置情報(GPS)を使わないか — 遊びに必要ないのに位置を求めるなら、理由を確かめましょう。
- 広告が表示されないか — 広告つきのアプリは、配信のために行動データを使うことがあります。
- 連絡先や写真へのアクセスを求めないか — 遊ぶのに不要な許可は、断れるか確認します。
- プライバシーポリシーが読める場所にあるか — きちんと公開している姿勢そのものが、ひとつの安心材料です。
「基本無料」のアプリは、何で運営しているのかも軽く意識しておくと安心です。買い切りや寄付で成り立つものは、広告やデータ販売に頼らない傾向があります。
迷ったら「持たない」アプリを選ぶ
いちばんシンプルな考え方は、そもそも個人情報を「持たない」アプリを選ぶことです。集めなければ、漏れる心配もありません。たとえば知育アプリ「きみは ここに いる」は、アカウント登録なし・GPS不使用・広告なしで、アプリ本体はアクセス解析もしていません。プライバシーポリシーにもその方針を明記しています。
すべてを完璧に見抜く必要はありません。上のチェックポイントを手がかりに、「これなら安心して渡せる」と思える一本を、肩の力を抜いて選んでみてください。